完全無欠の家庭向キャリブレーション 概要

家庭向ということを前提に、よくある商業印刷目的ではなく、
より簡単にできるようにRGBカラーのキャリブレーションを
していきたいと思います。
わかりやすく言えば、
手持ちのパーソナルプリンターでプリントするために
モニターとそのプリンター(あればスキャナーも)の色を
「標準の色」にあわせる作業です。
とはいっても、CMYKのインキ設定などを追加すれば
外部出力にも十分に対応する内容にしています。


そこで、どんな作業をするのか、全体の流れをみると、 ・環境の整備  1.モニターを見ている部屋の環境光を「標準の色」にする。 ・モニターキャリブレーション  2.モニターの最大濃度を調節する。  3.モニターの白色を「標準の白色」調節する。  4.モニターのグレーを「標準のグレー」にする。 ・プリンターなど周辺機器の色合わせ  5.それぞれの手持ちのプリンターで表現可能な色域を知る。  6.プリンターの色をモニターに合わせて設定をつくる。 このようになります。 キャリブレーションをする上でモニターが大切だということです。 キャリブレーションツールもいくつか販売されていますが どれも高価で、その上、専門知識が必要になりますので ファミリーユーザーにとっては何万円も出して結局使いこなせずに 無駄になってしまう可能性が高いと思います。 一般家庭でのキャリブレーションならそれほど精度が必要ではないと 思うので、そのようなツールを使わずになんとかしたいという 方向で考えています。 一度合わせておけばあとはそれほど手間がかからないので このコーナーで是非ひとつひとつ進めていって下さい。 しかし現実はここだけでは、なんともならない部分もでてきます。 たとえば、「正しい色に近い光源」とか、 「標準グレーチャート(少なくともニュートラルグレーのものは必要)」、 「モニターフード」などの小物が必要になります。 これらのものは、すぐには準備できないと思います。
そこで、ファミリーユースということで何かで代用しますと、 1.「正しい色に近い光源」は、蛍光燈でなんとかします。    ちゃんとしたい方は、    「色評価用の昼白色・演色AAA」という蛍光燈をおすすめします。    記号は、「N−EDL」(無ければ「N−SDL」でも可)    と最後に書いてあります。 (例・FL40S−N−EDL)    40Wで900〜1400円くらいで、ナショナルや東芝から出ています。    手軽な方がいいというなら    パルックかなんかの「3波長形昼白色」でも家庭用ではOKです。    記号は、「EX−N」という記号が含まれています。    (例・FL40SS EX−N/37)など、家電屋で特価で出てます。    いま使用中の蛍光燈を確認してみて下さい。 2.「標準グレーチャート」は、こまりましたね。    コダックからグレースケールが出ていますが、    あんなものが数千円もします。    私の自作のものでよければ、実費でおわけしますよ。    くわしくは[メール]でどうぞ! 3.「モニターフード」は、まあ無くてもいいんだけど    ダンボールかなにかと、つや消黒のスプレーで自作すれば    立派なものができます。    要は、モニターに直接明かりが当たらなければいいんです。    モニターの左右と上を15センチ以上張り出す形にして    「コ」の字型のものをつくり、内側を黒の艶消しスプレーを    かけて真っ黒にして、かぶせるだけのことです。



それでは、説明にはいります。

モニターを見ている部屋の環境光を「標準の色」にする、の
くわしいせつめいから始めようと思います。



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